お盆のあとさき その二
夕方、鮫洲の八幡様でおまつりをやっていたので夕涼みがてら行ってまいりました。お囃子が遠くに聞こえ、家々の軒先は提灯でかざられ、江戸情緒ぽい風情の中、御社にたどりつきますが、なぜだか 「♪ヘイYO~! つながっちゃうね~ 感謝だよね~」みたいなありがちな曲ととともに、舞台の上でエグザイルっぽい踊りをする集団。しかも、素人っぽい感じがくすぐったく、僕のお尻はムズムズ。そうそう、神道文化には、不思議とヤンキー文化が融合しやすいのはいったいなぜなんだろう。
翌朝は親父の墓参り。去年に引き続き、花を買い忘れたのでコンビニで缶ビール。おそらくビールさえあれば、花がなくても残念がるような人でもありませんので、まあ許してくれたことでしょう。
兄弟や親せきなどが集まるというので、母上は信州人らしくおやきを作っておりました。なんでも、なすの輪切りがまるごとはいっているのが本当の家庭の味らしいです。大小デコボコでしたがなかなかうまかった。
柵を切るだけでしたが、僕は刺身の盛り合わせを作りました。母上が出資してくれたので、遠慮なくウニも購入。でも、東京のスーパーの刺身って、やはり富山に比べると、品揃えが大ざっぱですね。お盆ということもあるのでしょうが、安定供給できる、解凍ものや養殖ものばかりのようでした。
昼からスタートした会ですが、なかなか盛り上がり、夕方おそく、みんなで叔父さん夫妻をお見送り。購入したばかりの新車談義にも花がさいていたようでした。
そうそう、親父はこんなような集いや祭りごとが好きな人間でもありました。当然逝ってしまったので参加はできませんが、時々、話題の中で親父のことを思い出したりしておりますと、ふとここにいるような気配を僕は感じました。
2016.08.26 | Comments(0) | Trackback(0) | 休日