越南の旅25
繁華な場所に到達すると、カミさんがまた雑貨などをあさりはじめたので、別行動をすることにした。僕は喧噪につかれたので、ちょっと外れた水際などを歩いた。お土産や、オブジェにブタをよく見かけた。多分干支なのだろう。イノシシじゃなく、ブタがモチーフになっている。
またひとり、焼き物とビール。でも、ベトナムの焼き物はパサパサとしていまいちうまくないところが多かった。材料のフレッシュさもそうだけれど、作り置きしすぎなんだろう。調理場をのぞいてみると、ほぼ焼きあがったものをちょっとあぶってから出すといった感じだ。「ビアラル」というビールは、ホイアンやフエの安っぽい店ではよく見かけた。きっと、庶民的なビールなのだろう。
しばらくして合流するも、まだカミさんはお土産屋で提灯を値切っている、
「ノーノー! もう1個買うから、60万にならんがけ」
かわいそうに。店の子はただ番をしているだけで、そんな裁量権がないから困っているように僕は見えた。
カミさんはチェーとかいうスイーツを食べていた。僕は食べなかったので味はわからない。ベトナムではみつまめやゼリーっぽい甘味がいろいろあったようだ。
屋台には、なぜか地味に匍匐前進をするスパイダーマンの人形とか、「レディゴー!」と歌ってグルグル回り続けるアナ雪とか、著作権ぶっちぎりのおもちゃがたくさんあった。無駄に光ったり、飛んだり、跳ねたり、おまつり屋台おもちゃはどこの国の子供たちにとってはファンタジーだよね。そして、僕のような少しくたびれた大人にとってはノスタルジーでもある。









