チャイニーズレストランで 2
その日は、調理をして、おもてなしをして、みなさんによろこんでもらえたことを素直にうれしく感じました。これは、案外、少し忘れていた感覚だったかもしれません。
たとえば高校生1年のころ、はじめて喫茶店でアルバイトをして、ちょっと怖い、常連のお客さんに呼び止められ。
「ねえ。きみ。いい感じだね」
と、ほめてもらった、そんな古いことまでも、ふと、思い出す私。
なるほど、それこそ「初心」なのかもしれませんね。この気持ちを、きっと忘れないでいようと思いました。
さて、二日目のセッションはテーマをきめてのディスプレイです。我がチームは、「縁起」をコンセプトにしました。我が家のご本尊の招き猫「大クロ」も出動。
飾りつけが終わると、そのあとは、相手チームにテーブルへと案内をされ、料理とおもてなしを受けるだけです。
相手チームの料理もたいへんおいしかった。
そして、相手チームのおもてなしですが、カップメンの容器で作ったくすだまの下を歩かされるという、よくわからないセレモニーがあったり、いちいち、
「前菜の生春巻きアルヨ。食べるアルヨ」
みたいな、ちょっと懐かしめの小芝居があり、これがなかなか笑えました。
そうです。私はクールぶった大人よりも、こんなふうに一生懸命、まじめに、馬鹿なことをする人たちが好きなのです。
この調理研修を通じて、このような新しい友達に出会えて、私は本当にラッキーです。
2019.10.23 | Comments(0) | Trackback(0) | 黎明編









